【道の駅 清川】車中泊ガイド|神奈川唯一の村で丹沢前泊、走り屋をかわす一晩の動き方

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神奈川県に「村」はひとつしかありません。清川村。丹沢の山に囲まれた、人口3,000人ほどの静かな集落に、この道の駅はあります。宮ヶ瀬湖畔の駐車場が夜間すべて閉鎖される中、このエリアで24時間停められる場所は事実上ここだけです。

ただし、この駅の前を走る県道64号は、走り屋の通り道としても知られています。深夜にエンジン音が響く夜もあれば、何事もなく静かな夜もある。その差を分けるのは運ではなく、停める位置と曜日です。

道の駅 清川とは?30秒で理解する

項目 内容
所在地 神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷2129
電話 070-1316-9184
営業時間 物販10:00〜18:00、食堂 平日10:00〜15:30/土日祝〜16:30
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、1/1〜1/3
駐車場 第1: 普通車59台・大型2台、第2: 普通車14台、計77台、24時間無料
入浴施設 別所の湯(車5分・90分500円〜・月曜定休)※温泉ではなく丹沢の伏流水
24時間トイレ あり(1階・2階休憩室、ウォシュレット付き)
車中泊適性 △〜◯ 第1駐車場の山側なら快適(走り屋の頻度次第)

2015年開設、丹沢大山国定公園の入口に位置します。隣にはドラッグストア「クリエイト」があり、目の前に駐在所。規模は小さいですが、宮ヶ瀬湖・丹沢登山への前泊拠点として、車中泊利用者が常にいる道の駅です。

行く前に決めておくこと

最初に理解しておくべきは、「別所の湯」は温泉ではないという事実です。

道の駅から車5分の清川村ふれあいセンター「別所の湯」は、丹沢山系の伏流水を沸かした入浴施設です。神奈川県のホームページにも「温泉ではありません」と明記されています。ただし、露天風呂、サウナ、檜風呂があり、90分で大人500円、3時間700円と価格は良心的。21時閉館(入館は20時まで)、月曜定休。温泉かどうかにこだわらなければ、十分使えます。

買い物は隣のクリエイト(ドラッグストア、20時閉店)で最低限は揃います。24時間のコンビニは約4km先のセブンイレブン。夕食の調達は到着前に済ませておくのが無難です。

アクセスは東名厚木ICから県道64号で約30分、圏央道の相模原ICからなら約20分。どちらのルートも、道の駅に近づくにつれて山道になります。暗くなってからの初めての訪問は、少し気を使います。

着いたら最初の10分|第1駐車場の「山側」が正解

駐車場は第1と第2に分かれています。車中泊なら第1駐車場の奥、山側(川原寄り)が正解です。

第1は59台分あり、県道64号に面していますが奥行きがあります。県道沿いの手前に停めると走り屋の騒音をまともに受けますが、山側まで入れば距離が取れます。第2は14台分で建物に近いですが、やや手狭で傾斜の報告もあります。

駐在所が道の駅の目の前にあるのは安心材料です。街灯も点いていて、夜間も駐車場が真っ暗になることはありません。

暗くなる前に済ませること(〜18時)

車中泊で叶える、理想の暮らし

2階の食堂「恵水キッチン」で、清川村のブランド豚**「恵水ポーク」**の豚丼を食べてください。甘くて柔らかい肉質が特徴の恵水ポークは、清川村唯一の養豚場で育てられた豚で、神奈川県の豚肉16ブランドに数えられています。清川茶を練り込んだオリジナルの茶そばも、ここだけの味です。

1階の直売所には地元の野菜と果物、手作りのお土産。清川茶のバームクーヘンはお土産に向いています。

食事のあと、別所の湯へ。車5分ですが入口がやや分かりづらいので、ナビを入れてから向かってください。露天風呂は森に囲まれていて、街の日帰り温泉とは空気がまるで違います。平日なら空いています。

夕方から夜|走り屋と、山の静けさの間で

風呂から戻って車を閉めたら、あとは寝るだけ——と行きたいところですが、この駅の夜には付き合うべき相手がいます。

県道64号は宮ヶ瀬湖方面へ抜けるワインディングロードで、走り屋が好む道として複数のサイトに報告が残っています。車中泊マップRoadtripsには「走り屋の通り道になっています」と書かれ、口コミにも「夜通し地元の若者が次々に車で訪れて交流していた。日付が変わってしばらくしてから静かになった」という記録があります。

ただし、これは毎晩の話ではありません。「時折、走り屋が通る。エンジン音はすごいが、一瞬で過ぎ去るので害はない」「平日は幹線道路沿いにあるものの夜間交通量は少なく、あまり気にならないレベル」という報告も同数以上あります。第1駐車場の山側に停めていれば、県道から物理的に距離がある分、通過する走り屋の音は「聞こえるが眠れる」レベルまで下がります。

トイレは1階と2階の2ヶ所。2階休憩室のトイレは24時間開放されていて、ゴミ箱もあります。

朝|丹沢の山に向かう朝

この駅で泊まる人のほとんどは、翌朝の丹沢か宮ヶ瀬湖に向かう人です。

宮ヶ瀬湖まで車20分。ダム湖を囲むように散策路が整備されていて、春は桜、秋は紅葉、冬は有名な宮ヶ瀬クリスマスのイルミネーション。丹沢の登山口もここから近く、大山(標高1,252m)の登山者が前泊拠点として使うケースが多い駅です。

道の駅は月曜定休なので、日曜泊→月曜朝発の場合は売店が開きません。出発前に食料を確保しておくか、別所の湯の食堂で済ませるか、計画しておいてください。

ここが合わないなら

天然温泉が必須の人。 別所の湯は伏流水です。温泉であることが譲れない条件なら、ここは候補から外してください。

週末の深夜に着く人。 走り屋と地元の若者の集まりが重なる可能性が最も高い夜です。平日泊に限定するか、耳栓を覚悟の上で。

大型車で来る人。 大型スペースは全体で2台しかありません。

逆に——丹沢や宮ヶ瀬湖の前泊、駐在所の隣という安心感、恵水ポークの豚丼と別所の湯の露天風呂。平日にこの組み合わせが揃う場所は、神奈川にはここしかありません。

基本情報

  • 住所: 神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷2129
  • 電話: 070-1316-9184
  • 営業時間: 物販10:00〜18:00/食堂 平日10:00〜15:30・土日祝〜16:30/月曜定休
  • 駐車場: 第1+第2合計77台、24時間無料
  • 入浴: 別所の湯(車5分、90分500円・3時間700円、月曜定休、10:00〜21:00)※温泉ではない
  • 公式サイト: https://michinoeki-kiyokawa.jp/
  • アクセス: 東名厚木ICから県道64号で約30分/圏央道相模原ICから約20分

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