ニトリで揃える車中泊の快適グッズ!実際に使ってわかったおすすめ商品と選び方

妻と一緒に日本中を車中泊で旅するようになって、もう3年になります。子どもたちが独立してから始めた新しい生活なんですが、いやはや、これほど充実した時間が過ごせるとは思いませんでした。最初は高価な専門の車中泊グッズを揃えようと考えていたのですが、気づいたらニトリの商品ばかりになっていたんですよね。手頃な価格で質が良く、何より近所の店舗でいつでも買い足せる安心感が、旅を続ける上でとても大切だったんです。この記事では、実際に3年間の車中泊ライフで使い倒したニトリ商品と、選ぶときのコツをお伝えします。

車中泊にニトリ商品が選ばれる理由

手頃な価格で質が良い

バックパッカーとして世界中を旅していた若い頃から、私はいつも「コストパフォーマンス」を重視してきました。高価なものよりも、限られた予算の中で最大限の価値を引き出すことに喜びを感じるタイプなんです。ニトリはまさにそういった哲学に合致する企業だと感じます。

車中泊を始めた当初、ネットで「車中泊グッズ」を検索すると、数万円する専門メーカーの商品ばかりが目に入りました。確かに品質は良さそうなのですが、試しに購入して失敗したら…という不安がありました。一方、ニトリの商品は数千円程度で手に入り、万が一合わなくても経済的なダメージが少ないんですよね。

実際に使ってみると、意外と耐久性も高い。妻と二人で毎月10日以上は車中泊をしているのに、購入から3年経った今でも現役で活躍している商品がほとんどです。価格と品質のバランスが絶妙だからこそ、ニトリは車中泊初心者にぴったりなんです。

店舗が多く、すぐに買い足せる

車中泊の最中に「あ、このサイズのクッションが欲しい」とか「もう一つマットレスが必要だな」と気づくことがよくあります。そんなとき、全国各地にニトリの店舗があるというのは本当に心強いんですよね。

先月、北海道を旅していたときのことです。購入したマットレスが思ったより薄く、腰が痛くなってしまいました。その時点で私たちは札幌近郊にいたのですが、すぐにニトリの店舗を検索して、同じ日のうちに別の商品を購入することができたんです。もし専門メーカーのオンライン商品だったら、配送を待つ間、不快な思いをしていたでしょう。

また、旅先で思いがけなく長く滞在することになった場合でも、ニトリなら急な買い足しに対応できます。こういった「いつでも、どこでも買える」という安心感が、気軽に車中泊ライフを続ける上で非常に大切だと感じています。

車中泊初心者が最初に揃えるべきニトリ商品

マットレスが快適さの第一歩

車中泊を始めるなら、何はなくともマットレスです。これは譲れません。私たちも最初は寝袋だけで過ごそうと思っていたのですが、初日の夜で挫折しました。いやはや、年齢とともに地面の硬さが身に応えるようになるんですね。

ニトリのマットレスは種類が豊富で、厚さや素材によって選べるのが魅力です。シングルサイズで2,000円台から5,000円台まであり、車中泊の頻度や予算に合わせて選択できます。特に軽量タイプは、片付けるときの負担が少なく、限られた車内スペースを有効活用できるんですよね。

マットレスを選ぶときのポイントは、自分たちの車内スペースを正確に測ることです。私たちは最初、サイズ確認を怠ってしまい、購入したマットレスが車内に入らないという失敗をしました。その教訓から、今では何度も計測し、さらに余裕を持ったサイズを選ぶようにしています。

クッションで空間を有効活用する

マットレスと同じくらい重要なのがクッションです。クッションは単なる寝具ではなく、車中泊ライフの多機能アイテムなんですよね。

昼間は背もたれとして使用し、読書や妻とのおしゃべりの時間を快適にしてくれます。夜間は枕として使ったり、腰の下に敷いて寝心地を調整したりと、本当に活躍の場が多いんです。また、来客がある場合(道の駅で知り合った旅人と一緒に過ごすことがあります)には、座席を増やす役割も果たしてくれます。

ニトリのクッションは、綿素材のものから低反発素材まで幅広いラインナップがあります。車中泊では汗をかくことも多いので、洗える素材のクッションを選ぶことをお勧めします。実は私たちも、最初は洗えないクッションを購入してしまい、半年後には臭いが気になるようになってしまったんです。今では必ず「洗濯可能」の表示を確認してから購入しています。

実際に使ったニトリのおすすめ車中泊グッズ

おすすめ商品1:軽量三つ折り マットレス シングル (CP01 S)

軽量三つ折り マットレス シングル (CP01 S)

価格:2,490円 / レビュー評価:4.07点(27件)

このマットレスは、私たちの車中泊ライフの中でも最も活躍している商品です。購入してから3年間、毎月10日以上は使用しているのに、今なお寝心地が変わらないという優れもの。何より驚いたのは、その軽さと収納性なんですよね。

三つ折りできるため、使わないときは車内の隙間にすっぽり収まります。重さも約3キロと軽く、妻も簡単に扱えるのが気に入っています。素材はウレタンフォームで、適度なクッション性があり、ミニバンの床面の硬さをしっかり緩和してくれます。

最初は「2,490円で大丈夫かな?」と不安でしたが、その懸念は杞憂に終わりました。むしろ、手頃な価格だからこそ、汚れや劣化を気にせず、思う存分使えるという利点さえ感じます。これから車中泊を始める方には、絶対に購入をお勧めしたい一品です。

おすすめ商品2:インド綿100%のごろ寝クッション (エスニックボーダー)

インド綿100%のごろ寝クッション (エスニックボーダー)

価格:6,690円 / レビュー評価:準備中

このごろ寝クッションは、私たちの車中泊ライフに「くつろぎ」をもたらしてくれた名品です。インド綿100%という素材は、通気性に優れており、蒸し蒸しした季節でも快適に使用できるんですよね。

エスニックボーダーのデザインも素敵で、車内が一気に旅のムードに包まれます。単なる機能性だけでなく、見た目の良さも大切だと感じる私たちにとって、このクッションは理想的な選択肢でした。背もたれとしても枕としても使え、さらに腰痛対策にも活躍してくれます。

洗濯可能という点も見逃せません。私たちは月に一度、このクッションを丁寧に手洗いしています。綿素材だからこそ、洗うたびに肌触りが良くなっていく感覚さえ感じるほどです。価格は6,690円と少し高めですが、その価値は十分にあります。

おすすめ商品3:インド綿100%のごろ寝クッション (ジオメタリック)

インド綿100%のごろ寝クッション (ジオメタリック)

価格:6,690円 / レビュー評価:準備中

こちらはジオメタリック柄のごろ寝クッションです。エスニックボーダーと同じく、インド綿100%で洗濯可能という優れた特性を持っています。実は、妻がこのジオメタリック柄に一目ぼれしてしまい、購入に至りました。

幾何学模様のデザインは、モダンながらも温かみを感じさせてくれるんですよね。車内に複数のクッションを配置する場合、異なるデザインを組み合わせることで、空間がより豊かに見えるという発見もありました。また、エスニックボーダーとジオメタリックの2種類があることで、季節や気分に合わせて使い分けることもできます。

同じ価格帯で複数のデザインから選べるというのは、ニトリならではの強みだと感じます。車中泊ライフを長く続けるなら、こういった「選ぶ楽しみ」も大切な要素だと思うんです。

その他、車中泊で役立つニトリ商品

マットレスとクッション以外にも、ニトリには車中泊に役立つ商品がたくさんあります。

ブランケット・毛布:季節の変わり目に重宝します。特に綿麻混紡のブランケットは、春から秋まで長く使えるんですよね。価格も1,000円前後と手頃です。

小型のスツール:車内での足置きや、ちょっとした荷物置きとして活躍します。折りたためるタイプなら、収納もコンパクトです。

カーテンやシェード:プライバシーを守りながら、外部からの視線を遮ります。ニトリのカーテンは吸盤で簡単に取り付けられるタイプもあり、賃貸感覚で使えるのが便利です。

収納ボックス:車内の限られたスペースを有効活用するには、整理整頓が不可欠です。ニトリの積み重ねられるボックスは、サイズ展開も豊富で、自分たちのニーズに合わせてカスタマイズできます。

これらの商品を組み合わせることで、快適な車中泊空間が実現できるんですよね。

ニトリ商品を選ぶときの注意点と失敗談

サイズ確認を怠ると後悔する

これは私たちが痛感した失敗です。購入当初、私は寸法をしっかり測らずに、「このくらいなら大丈夫だろう」という曖昧な判断でマットレスを購入してしまいました。結果、ミニバンの後部座席を倒した空間にぴったり合わず、折り曲げて無理やり設置することになってしまったんです。

その時点では「まあ、これでもいいか」と思っていたのですが、数ヶ月使用していると、折り曲げられた部分が劣化し始め、寝心地も悪くなってしまいました。結局、正しいサイズのマットレスを買い直すことになり、余計な出費を招いてしまったんですよね。

今では、購入前に何度も測定し、さらに実際にニトリの店舗で商品を手に取り、「本当にこれで大丈夫か」と確認するようにしています。オンラインショップの便利さも魅力ですが、車中泊用の商品は実店舗で確認してから購入することを強くお勧めします。

耐久性と軽さのバランスを考える

もう一つの失敗は、「軽さ」を優先しすぎて、耐久性を見落としてしまったことです。超軽量のクッションを購入したのですが、使用開始から数ヶ月で素材がペチャンコになってしまい、クッション性がなくなってしまったんです。

価格が安いと、つい「軽さ」や「見た目」だけで判断してしまいがちです。しかし、車中泊は毎日のように使用する寝具を扱っているわけです。少しくらい重くても、耐久性に優れた商品の方が、長期的には経済的だということに気づきました。

ニトリの商品は、価格帯によって耐久性が異なる傾向があります。最安値の商品ばかりを選ぶのではなく、用途に応じて「これくらいの価格帯なら、十分な品質が期待できる」という判断基準を持つことが大切です。

車中泊ライフをニトリでコスパよく充実させるコツ

セール期間を活用する

ニトリは定期的にセールを開催しています。特に季節の変わり目や、年末年始のセール期間は、通常より15~30%程度割引されることが多いんですよね。

私たちは、セール情報をこまめにチェックして、必要な商品を計画的に購入するようにしています。例えば、冬用のブランケットが必要だと分かったら、冬が来る前の秋のセール期間を狙って購入するといった具合です。

複数の商品を組み合わせる

ニトリの商品は、単体でも優れていますが、複数の商品を組み合わせることで、その価値がさらに高まります。例えば、マットレスとクッションを組み合わせることで、寝心地だけでなく、昼間のくつろぎ空間も実現できるんですよね。

また、収納ボックスと組み合わせることで、車内の整理整頓も容易になり、限られたスペースを最大限に活用できます。

ニトリのアプリやメルマガを活用する

ニトリはアプリやメルマガで、会員限定の割引情報や新商品情報を配信しています。これらを活用することで、最新の情報をいち早く入手でき、賢い買い物ができるんですよね。

実は、妻がニトリのメルマガに登録したことで、私たちは数度の「思わぬ割引」の恩恵を受けています。手間はほぼかかりませんので、登録をお勧めします。

DIYで自分たちのニーズに合わせる

ニトリの商品は、DIYで改造することも可能です。例えば、クッションの中身を交換したり、マットレスの上に別の素材を重ねたりと、工夫次第で自分たちのニーズに合わせることができるんですよね。

バックパッカー時代の経験が活かされているのか、私たちはこういった「工夫」を楽しむことが好きです。完成度の高い既製品も良いですが、自分たちで作り上げていくプロセスには、別の充実感があるんです。

まとめ

ニトリで揃える車中泊グッズは、高価な専門メーカーの商品に劣らない、いやむしろそれ以上の価値があると感じています。手頃な価格、豊富な品揃え、全国各地の店舗という利便性が、長く車中泊ライフを続ける上で非常に大切なんですよね。

3年間の経験から学んだのは、「最高の商品を選ぶ」ことよりも、「自分たちのニーズに合った商品を、継続的に使い続ける」ことの方が重要だということです。ニトリはそれを可能にしてくれる企業だと思います。

これから車中泊を始める方も、既に始めている方も、ぜひニトリの商品を活用してみてください。妻と一緒に、これからも日本中を旅し続けたいと思っています。皆さんの車中泊ライフが、より充実したものになることを心から願っています。

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