車中泊のLEDランタンはどう選ぶ?実際に使ってみておすすめの3つを紹介

妻と一緒に日本中を旅する車中泊生活を始めて3年ほどになります。最初の頃は懐中電灯だけで過ごしていたのですが、いやはや、その不便さったら…。夜間の移動は危ないし、読書もままならず、妻からも「もう少し明るくならないかな」と遠回しに指摘されていました。そこで導入したのがLEDランタンなんですよね。今では車中泊に欠かせないアイテムになってしまいました。この記事では、実際に使ってみた経験をもとに、車中泊に最適なLEDランタンの選び方と、本当におすすめできる3つの商品をご紹介します。

  1. 車中泊にLEDランタンが必須な理由
    1. 限られた車内空間を快適に照らす工夫
    2. 防災・停電時にも活躍する安心感
  2. 車中泊用LEDランタン選びの3つのポイント
    1. 明るさ(ルーメン数)で選ぶ
    2. 充電方式と電池持ちで選ぶ
    3. 調光機能と色温度の切り替え機能で選ぶ
  3. 実際に使ってみた!おすすめのLEDランタン3選
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  4. 車中泊でのLEDランタン活用術
    1. 配置場所による使い分け方
    2. 他のライトとの組み合わせで快適性アップ
    3. 電力管理のコツ
  5. まとめ

車中泊にLEDランタンが必須な理由

限られた車内空間を快適に照らす工夫

車中泊の夜間環境は、想像以上に暗いものです。天井が低いミニバンの車内では、懐中電灯の直線的な光では死角が多く、どうしても不便を感じてしまいます。一方、LEDランタンは360度に光を放つため、限られた空間全体を均等に照らすことができるんですよね。

私たちが初めてランタンを導入した時のことを覚えています。長野県の野辺山高原で車中泊をしていた時、ランタンを天井付近に吊り下げたら、それまでの懐中電灯の世界が一変しました。夜間の着替えも楽になりましたし、妻が車内でヨガストレッチをするのにも十分な明るさが確保できたんです。その時点で「これはもう手放せないな」と確信しました。

さらに、LEDランタンの均一な光は目にも優しく、長時間使用しても疲れにくいというメリットもあります。夜間に地図を確認したり、ガイドブックを読んだりする際にも、懐中電灯よりもはるかに使いやすいんですよね。

防災・停電時にも活躍する安心感

車中泊を続けていると、予期しない悪天候に見舞われることもあります。台風の影響で停電が発生した時、周囲の施設がすべて真っ暗になっても、ランタンがあれば安心できるんです。

2年前、静岡県の焼津で大雨による停電を経験しました。その時、近くの車中泊スポットに停まっていた他の旅人たちが懐中電灯だけで対応しているのを見て、ランタンの価値を改めて感じました。私たちは余裕を持って周囲を照らせたので、妻も「こういう時のためにも持っていてよかったね」とつぶやいていました。

また、防災グッズとしてのランタンの役割も見逃せません。充電式のランタンなら、停電時にはモバイルバッテリーとしても機能するものもあります。これは非常時の強い味方になるんですよね。実際、私たちが所持しているランタンの中には、スマートフォンの充電ができるタイプもあります。

車中泊用LEDランタン選びの3つのポイント

明るさ(ルーメン数)で選ぶ

LEDランタンを選ぶ際に最も重要な指標が「ルーメン数」です。これは光の明るさを示す単位で、数値が大きいほど明るくなります。一般的に、車中泊用のランタンなら800ルーメン以上あれば、ミニバン程度の車内を十分に照らすことができるんですよね。

ただし、明るすぎるのも考え物です。1000ルーメンを超えるランタンを最大光量で使用すると、狭い車内では目に負担がかかってしまいます。そこで重要になるのが「調光機能」なんです。私たちのランタンは1600ルーメンの高性能タイプなのですが、普段は30~50%の光量で使用しており、これで十分快適に過ごせています。

実際のところ、ルーメン数は「最大値」と考えるべきで、実用的には調光機能で自分たちに合った明るさに調整できるタイプを選ぶことをおすすめします。これにより、バッテリー消費も抑えられるという一石二鳥のメリットもあります。

充電方式と電池持ちで選ぶ

車中泊用のランタンは、充電方式によって大きく分けられます。主流は以下の3タイプです。

USB充電式は最も利便性が高いです。車のシガーソケットやモバイルバッテリーから充電できるため、旅先での充電に困りません。多くの現代的なランタンがこの方式を採用しています。

ソーラー充電式は環境に優しく、日中の太陽光で充電できるのが魅力です。ダーチのランタンなどが代表的ですが、曇りの日が続くと充電が進まないという弱点があります。

電池式は古典的ですが、予備電池があれば安心です。ただし、ランニングコストが高くなる傾向があります。

電池持ちについては、10800mAh以上の大容量バッテリーなら、中程度の明るさで8~10時間程度の使用が可能です。我が家は毎晩4~5時間の使用なので、3日に1回の充電で十分なんですよね。

調光機能と色温度の切り替え機能で選ぶ

調光機能は、先ほど触れた通り非常に重要です。無段階調光に対応しているランタンなら、自分たちの好みに合わせて細かく明るさを調整できます。

そして意外と見落とされやすいのが「色温度の切り替え機能」です。電球色(温かい黄色)と昼白色(白い光)の2つのモードを切り替えられるランタンがあります。電球色は就寝前のリラックス時間に最適で、妻は夜間にこのモードで読書をするのが習慣になっています。一方、昼白色は朝の準備や調理時に活躍するんですよね。

実は、この色温度の切り替え機能が、車中泊の快適性を大きく左右するんです。毎晩同じ色の光で過ごすと、体内時計がリセットされにくくなるという研究結果もあります。朝は白い光で目覚めを促し、夜は暖色系の光でリラックスする、という自然なリズムを作ることが、長期の車中泊では重要なんですよね。

実際に使ってみた!おすすめのLEDランタン3選

おすすめ商品1:LEDランタン 充電式 キャンプ ライト 1600ルーメン 電球色 昼白色切替 10800mAh 大容量 無段階調光 USB Type-C モバイルバッテリー IPX4防水 マグネット 吊り下げ 防災 アウトドア 小型 メインランタン 車中泊 非常用 停電 (40ワット)

LEDランタン 充電式 キャンプ ライト 1600ルーメン

価格:5,980円 / レビュー評価:1(1件)

このランタンは、我が家の「メインランタン」として活躍しているモデルです。1600ルーメンという高い明るさながら、コンパクト設計で車内に邪魔にならないんですよね。10800mAhの大容量バッテリーは、中程度の明るさなら3日間持つほどの優れもの。

最大の特徴は、USB Type-C充電に対応している点です。スマートフォンと同じ充電ケーブルで充電できるため、旅先での充電管理が非常に楽なんです。さらに、モバイルバッテリー機能も搭載しており、スマートフォンの緊急充電も可能。IPX4防水対応で、多少の水しぶきにも対応できます。

マグネット搭載で、天井の金属部分に吸着させることもできるのが便利。無段階調光と電球色・昼白色の切り替え機能も完備しており、まさに「かゆいところに手が届く」ランタンなんですよね。

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ダーチ DARCHE SOLAR COMPACT LIGHT LEDランタン

価格:5,720円 / レビュー評価:0(0件)

ダーチのこのランタンは、環境志向の旅人にぴったりなモデルです。ソーラー充電機能を搭載しており、日中の太陽光で充電できるんですよね。USB充電にも対応しているため、天候が悪い日でも安心です。

「SOLAR COMPACT LIGHT」という名の通り、コンパクト設計が秀逸。我が家のミニバンの狭い天井スペースでも、邪魔にならないサイズなんです。防滴・防塵仕様で、野外での使用にも強い。

実は、この製品を選んだ理由の一つに、バックパッカー時代の思い出があります。若い頃、ネパールやペルーを旅していた時、現地の人たちが太陽光を活用した生活をしているのを見て感銘を受けたんです。だから、ソーラー充電式のランタンには、特別な愛着があるんですよね。環境に配慮しながら旅ができるという点が、私たちの価値観にぴったり合致しています。

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LEDランタン おしゃれ バーベキュー 照明 ライト

価格:5,680円 / レビュー評価:4.39(220件)

楽天ランキングで1位を獲得したこのランタンは、220件のレビューで4.39という高評価を得ています。タッチセンサー式の操作が直感的で、手が濡れていても操作できるのが便利なんですよね。

最大の特徴は、その「おしゃれさ」です。デザイン性に優れており、車内に置いてあると、まるでキャンプサイトのような雰囲気が演出できます。妻は「このランタン、インテリアとしても素敵だね」と気に入っており、実は車中泊以外の時間でも、自宅のリビングで使用しているほどなんです。

無段階調光とタッチセンサー操作の組み合わせが使いやすく、特に暗い夜間での操作性は秀逸。複数のレビュアーが「想像以上に明るい」「コスパが素晴らしい」とコメントしており、その評判は伊達ではありません。

車中泊でのLEDランタン活用術

配置場所による使い分け方

ランタンの効果は、配置場所によって大きく変わります。我が家では、複数のランタンを用途に応じて使い分けているんですよね。

天井吊り下げ型は、メインのランタンに最適です。天井の中央付近に吊り下げることで、車内全体を均等に照らせます。ただし、直接目に入らない位置に配置することが重要で、そうしないと目がチカチカしてしまいます。

サイドテーブル配置は、読書や食事の際に活躍します。ランタンを片側に置くことで、そちら側を重点的に照らせるんです。妻が夜間に本を読む時は、必ずこの配置にしています。

フロアライト型は、足元の安全確保に使用します。夜間にトイレに行く時や、車外に出る時に、懐中電灯代わりとして機能するんですよね。

実は、一度失敗したことがあります。最初の頃、メインのランタンだけで対応しようとしていたのですが、これだと部分的に影ができてしまい、思ったほど快適ではなかったんです。複数のランタンを組み合わせることで、初めて「完全な快適性」が実現できたんですよね。

他のライトとの組み合わせで快適性アップ

LEDランタンだけでなく、他のライトとの組み合わせも重要です。我が家では以下のように使い分けています。

懐中電灯は、夜間の屋外移動に使用します。トイレが離れた場所にある時や、夜間に外出する際に活躍するんですよね。

ヘッドライトは、両手を自由にしたい時に重宝します。調理をする時や、車内の整理整頓をする時に、ヘッドライトをかぶると作業がはかどります。

間接照明(LED照度計)は、就寝前のリラックス時間に使用します。ランタンの光を天井に反射させることで、柔らかい光を作り出すんです。白いタオルを天井に貼り付けて、ランタンの光を反射させるという工夫をしています。

この組み合わせにより、朝から夜まで、時間帯に応じた最適な照明環境を作り出すことができるんですよね。

電力管理のコツ

車中泊では、限られた電力資源を効率的に使用することが重要です。LEDランタンのバッテリー管理には、以下のコツがあります。

充電タイミングは、バッテリー残量が30~40%になった時点で充電するのがベストです。完全に放電させてから充電するよりも、バッテリーの寿命が長くなるんですよね。

明るさの調整は、必要に応じて積極的に行うべきです。最大光量で使用するとバッテリーの消耗が早いので、実際には30~50%の光量で十分な場合がほとんどなんです。

複数台の運用も効果的です。複数のランタンを少ない光量で使用する方が、1台を最大光量で使用するよりも、トータルのバッテリー消費が少ないんですよね。

また、日中に太陽光でランタンを充電する習慣をつけることも重要です。ソーラー充電機能がない場合でも、日中に車を走行させている間に、シガーソケットから充電することで、夜間の電力を確保できます。

まとめ

車中泊の快適性は、照明環境によって大きく左右されます。LEDランタンは単なる「明かり」ではなく、夜間の安全性、生活の質、そして心の安定をもたらすアイテムなんですよね。

選ぶ際は、明るさ・充電方式・調光機能の3つのポイントを重視することをおすすめします。今回ご紹介した3つのランタンは、それぞれ異なる特性を持ち、どれを選んでも後悔しないと断言できます。

バックパッカー時代、私たちは最小限の荷物で世界中を旅していました。あの時代では、こんなに優れたLEDランタンは存在しませんでした。今、こうした便利なアイテムを手に、夫婦で日本中を旅できるなんて、本当に恵まれた時代だと感じます。皆さんも、自分たちのライフスタイルに合ったランタンを選んで、快適な車中泊生活を楽しんでくださいね。

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