車中泊での洗顔どうしてる?|トイレの洗面台に頼らない、車内完結の朝の作法

車中泊メディア「旅が仕事って本当?」

車中泊の翌朝、最初に頭をよぎるのは「顔、どこで洗おう」です。

道の駅のトイレの洗面台で洗えばいい——そう考える人は多いのですが、実際にやってみると気づきます。他のトイレ利用者が手を洗いたいのに、洗面台を占領して顔を洗っている自分。冬は水が凍るほど冷たい。朝の混雑する時間帯に、泡だらけの顔で並ばれるのは、正直お互い気まずい。

結論から言います。朝の洗顔は車内で完結させるのが、一番気楽で、一番マナーが良い方法です。

車内洗顔の正解は「ボディシート」

拍子抜けするほどシンプルですが、これが最も実用的な答えです。

赤ちゃん用のおしりふき、またはボディシート(顔にも使えるタイプ)を1パック車に積んでおく。朝起きたら、シートを1枚取り出して顔を拭く。目の周り、額、鼻、口の周り——30秒で終わります。水を使わないので車内が濡れず、ゴミはシート1枚だけ。

おしりふきは成分が肌に優しく、厚手で拭きごたえがあり、大容量パックなら1枚あたり数円。車中泊では洗顔以外にも、手拭き、テーブル拭き、こぼした飲み物の処理と、驚くほど出番があります。車中泊の万能消耗品です。

女性のメイク落としには、クレンジングシートを別途用意してください。夜の温泉でメイクを落としてしまえば、翌朝はボディシートだけで十分です。

歯磨きも車内で済ませる

歯磨きも同じ発想です。歯磨きシートを使えば、水もブラシも要りません。

夜に温泉や銭湯で歯ブラシを使ってしっかり磨いているなら、翌朝は歯磨きシートで口内をさっと拭くだけで問題ありません。寝ている間に固形物が歯に挟まることはほぼないので、朝のケアは「リフレッシュ」程度で十分です。

どうしても歯ブラシを使いたい場合は、水筒の水で口をゆすぐ方法があります。道の駅のトイレの手洗い場を使うなら、混んでいない早朝にサッと済ませて、水跳ねを拭いてから立ち去る。独占しないことが鉄則です。

温泉で全部済ませるのが理想

車中泊で叶える、理想の暮らし

ここまで書いておいてなんですが、一番いいのは前夜の温泉ですべてを済ませてしまうことです。

洗顔、歯磨き、入浴。温泉施設の洗面台なら、時間も気兼ねも要りません。風呂上がりにスキンケアまで済ませて、車に戻って寝る。翌朝はボディシートで軽く拭くだけ。

車中泊の段取りは、夜の自分への仕送りです。朝を楽にするために、夜のうちにできることは全部やっておく。洗顔の問題も、実は「夜の温泉で解決済み」にしておくのが最も賢い答えです。

道の駅の洗面台はあくまで手洗い場

最後に一つだけ。道の駅のトイレの洗面台は、トイレ利用者が手を洗うための設備です。洗顔や歯磨きが明確に禁止されている道の駅もあります。

仮に禁止されていなくても、洗面台を長時間占領する行為は、車中泊に対する地元の目を厳しくする原因の一つです。自分一人の行動が、次に来る車中泊旅行者の居心地に影響する。車内で完結させる習慣は、マナーでもあり、自衛でもあります。

これだけ積んでおけばいい

  • ボディシート(顔にも使えるタイプ)or 赤ちゃん用おしりふき — 大容量パック1つ
  • 歯磨きシート — 朝の簡易ケア用
  • 水筒(500ml程度) — 口をゆすぐ用の水
  • 女性はクレンジングシートを追加

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