妻と二人で日本中を車中泊で旅するようになって、もう3年になります。バックパッカー時代は寝袋一枚で世界を回っていましたが、今はそうもいきません。いやはや、年を重ねるごとに「寝心地」の重要性を痛感しているんですよね。特に車中泊では、限られた空間での睡眠が翌日の旅の質を左右します。そこで活躍するのが「インフレーターマット」です。この記事では、実際に何度も失敗し、試行錯誤してきた経験をもとに、車中泊に最適なインフレーターマットの選び方と活用法をお伝えします。
- 車中泊にインフレーターマットが必須な理由
- インフレーターマットの種類と選び方のポイント
- 車中泊ユーザーが選ぶおすすめインフレーターマット3選
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- おすすめ商品2:【ランキング受賞】車中泊マット セミダブル グレー サンド 5cm厚 8cm厚 選べるカバーセット インフレータブルマット 2人用 厚手 高反発 車内泊 家族 旅行 キャンプ アウトドア エアマット エアーマット エアベッド 自動膨張 寝具 防災 来客用
- おすすめ商品3:【ランキング受賞】車中泊マット ダブルサイズ 2人用 グレー サンド 5cm厚 8cm厚 選べるカバーセット インフレータブルマット 厚手 高反発 車内泊 家族 旅行 キャンプ アウトドア エアマット エアーマット エアベッド 自動膨張 寝具 防災 来客用
- 実際に使ってみて分かった活用のコツ
- まとめ
車中泊にインフレーターマットが必須な理由
なぜ普通のマットではダメなのか
車中泊を始めた当初、私たちは「毛布を何枚か敷けば大丈夫だろう」と考えていました。ところが、実際に試してみると、ミニバンの床はかなり硬く、毛布程度では腰への負担が大きいんです。特に妻は初日の朝、腰痛を訴えてしまい、その日の観光地巡りは控えめになってしまいました。
普通の布団やマットレスは、自宅での使用を前提に設計されています。一方、インフレーターマットは、限られた車内スペースでの使用を考慮し、以下のような特徴があります:
断熱性能:地面からの冷気を遮断し、快適な寝心地を実現します。特に秋冬の車中泊では、この断熱性が睡眠の質を大きく左右します。
クッション性:適度な厚さにより、車の床の硬さを緩和し、腰や肩への負担を軽減します。
コンパクト性:使用しないときはロール状に丸めて、限られた車内空間に収納できます。
耐久性:アウトドア用に設計されているため、車中泊の頻繁な出し入れにも耐えられます。
実際に失敗して学んだこと
インフレーターマットの重要性を理解した後、私たちは最初の失敗を経験しました。それは「サイズ選び」です。
初めて購入したのは、シングルサイズのマット(約56×177cm)。価格が安かったので、これで十分だと思い込んでいました。しかし、妻と二人で寝るには狭すぎたんです。夜中に妻が寝返りを打つたびに、私も揺られてしまい、結局どちらも熟睡できませんでした。
その後、セミダブルサイズ(約120×177cm)に買い替えたところ、状況は一変しました。二人が無理なく寝られるスペースが確保でき、睡眠の質が格段に向上したんですよね。この経験から、「マットのサイズは、ケチらずに選ぶべき」という教訓を得ました。
また、別の失敗として「厚さの選択ミス」もありました。最初は薄いマット(3cm程度)を選びましたが、特に冬場に地面からの冷気が伝わってきて、寒くて眠れない夜が何度もありました。その後、8cm厚のマットに変更してからは、地面の凹凸も感じず、冬でも快適に寝られるようになりました。
インフレーターマットの種類と選び方のポイント
シングルサイズ vs セミダブル vs ダブルサイズ
インフレーターマットのサイズ選びは、車中泊の快適性を左右する最重要ポイントです。
シングルサイズ(約56×177cm):一人用として設計されています。価格は最も安く、収納スペースも最小限で済みます。ただし、二人で寝る場合は非常に狭く、連結機能があるマットを複数購入する必要があります。独身の方や、一人での気ままな旅を好む方に向いています。
セミダブルサイズ(約120×177cm):夫婦二人での車中泊に最適なサイズです。シングルサイズの約2倍の幅があり、二人が無理なく寝られます。我が家も現在はこのサイズを使用しており、妻も私も十分な寝心地を得られています。価格と快適性のバランスが最も良く、初めての車中泊用マット購入なら、このサイズをお勧めします。
ダブルサイズ(約140×177cm):最も広いサイズで、三人での使用や、二人で贅沢に寝たい場合に適しています。価格は高くなりますが、快適性を最優先する方には値する投資です。
我が家のミニバンの場合、セミダブルサイズが最適でした。これ以上大きいと、車内に設置する際に他の荷物のスペースが確保できなくなってしまいます。
厚さ(5cm vs 8cm)による寝心地の違い
インフレーターマットの厚さは、「地面からの断熱」と「クッション性」に直結します。
5cm厚:軽量でコンパクトに収納できます。春から秋の温暖な季節での使用や、軽量化を優先する方に適しています。ただし、冬場の冷気対策としては不十分で、断熱シート併用が必要になる場合もあります。
8cm厚:クッション性と断熱性の両面で優れています。地面の凹凸を感じにくく、寝心地が格段に向上します。特に冬場の車中泊では、この厚さがあると冷気をしっかり遮断できます。我が家は通年で8cm厚を使用していますが、季節を問わず快適です。
実際の体感としては、5cm厚と8cm厚では、朝起きたときの腰や肩への疲労感が明らかに異なります。長期的に車中泊を続けるなら、8cm厚への投資をお勧めします。
素材選びで変わる快適性
インフレーターマットの表面素材も、快適性に影響します。
スエード素材:肌触りが良く、寝心地が快適です。寝袋との相性も良く、寝返りも打ちやすいんですよね。我が家も現在使用しているのはスエード素材で、妻からの評判も上々です。
ポリエステル素材:耐久性に優れ、お手入れが簡単です。価格も比較的安めです。
PVC素材:防水性に優れており、水場での使用にも適しています。
我が家の経験では、スエード素材がバランスの取れた選択肢だと感じています。肌触りの良さと耐久性の両立が、長期的な使用満足度を高めてくれます。
車中泊ユーザーが選ぶおすすめインフレーターマット3選
おすすめ商品1:【 累計20000個販売 】車中泊 マット インフレーターマット インフレータブルマット テント マット 車中泊マット コット 56×177cm アウトドア 登山 連結可能 スエード 自動膨張 キャンプ マット マットレス エアーマット エアマット 1枚 樅 1年保証
価格:6,580円 | レビュー評価:4.58(124件)
累計20,000個の販売実績を持つ、ロングセラー商品です。シングルサイズながら、スエード素材で肌触りが良く、1年保証が付いているのも安心ポイント。連結機能があるため、複数購入して大きなマットを作ることも可能です。
実は、私たちもこのシリーズをシングルサイズで試したことがあります。初めての車中泊マット選びで迷っていた時、この高いレビュー評価に惹かれて購入しました。スエード素材の質感は本当に良く、寝心地も申し分ありません。ただし、二人用には狭かったため、後にセミダブルサイズに買い替えました。一人での旅や、複数購入で大きなマットを自作したい方には、このシングルサイズは最適な選択肢だと思います。
おすすめ商品2:【ランキング受賞】車中泊マット セミダブル グレー サンド 5cm厚 8cm厚 選べるカバーセット インフレータブルマット 2人用 厚手 高反発 車内泊 家族 旅行 キャンプ アウトドア エアマット エアーマット エアベッド 自動膨張 寝具 防災 来客用
価格:5,480円 | レビュー評価:4.46(179件)
セミダブルサイズでありながら、5,480円というリーズナブルな価格が魅力です。5cm厚と8cm厚から選べるほか、カバーの色もグレーとサンドから選択可能。ランキング受賞の実績も信頼性の証です。
我が家で現在使用しているのは、このシリーズの8cm厚バージョンです。価格の安さに対して品質が非常に高く、妻も「このマットなら毎月の旅でも快適」と満足しています。高反発素材により、朝起きた時の体の疲労感が少なく、長期的な車中泊生活には最適だと実感しています。カバーセット付きというのも嬉しいポイントで、別途購入する手間が省けます。
おすすめ商品3:【ランキング受賞】車中泊マット ダブルサイズ 2人用 グレー サンド 5cm厚 8cm厚 選べるカバーセット インフレータブルマット 厚手 高反発 車内泊 家族 旅行 キャンプ アウトドア エアマット エアーマット エアベッド 自動膨張 寝具 防災 来客用
価格:6,980円 | レビュー評価:4.3(188件)
最大サイズのダブルサイズで、二人で贅沢に寝たい方向けです。セミダブルより約20cm幅が広く、寝返りも自由自在。同シリーズの品質を踏襲しつつ、最高の快適性を実現しています。
友人夫婦が我が家のセミダブルマットで寝た後、「もっと広いのが欲しい」とこのダブルサイズを購入しました。後に彼らから「買って正解だった。夫婦で寝ても全く窮屈じゃない」とのレポートを受けました。ただし、ミニバンのような限られた車内では、このサイズだと他の荷物を置くスペースが確保しにくくなる可能性があります。SUVなど、比較的広い車内を持つ方や、快適性を最優先する方に特にお勧めです。
実際に使ってみて分かった活用のコツ
車内での設置方法と工夫
インフレーターマットを購入しても、車内への設置方法を工夫しないと、真の快適性は得られません。
我が家のミニバンの場合、後部座席を全て倒してフラットにし、その上にマットを敷きます。ただし、車の床は完全にフラットではなく、若干の段差や凹凸があるんですよね。そこで活躍するのが「断熱シート」です。マットの下に厚めの断熱シートを敷くことで、床の凹凸を緩和し、さらに冷気も遮断できます。
また、マットの周辺には、小型のクッションやタオルを配置して、隙間を埋めています。こうすることで、寝ている間にマットがずれるのを防ぎ、より安定した寝心地が実現します。
さらに、我が家では「通気性の確保」にも気を配っています。マットを敷いた後、窓を少し開けて空気の流通を保つことで、湿気の溜まりを防いでいます。特に梅雨時期や夏場は、この配慮が重要です。
連結機能を使った広げ方
シングルサイズのマットを複数購入する場合、連結機能が非常に便利です。
連結ベルトやスナップボタンを使って、複数のマットを繋ぎ合わせることで、カスタムサイズの大きなマットを作ることができます。例えば、シングルサイズ2枚を連結すれば、ほぼセミダブルサイズと同等のスペースが得られます。
ただし、連結時に注意すべき点があります。接合部分がしっかり固定されていないと、寝ている間にマットがずれてしまい、二人の間に隙間ができてしまうんですよね。我が家の知人がこの失敗を経験し、夜中に妻が隙間に落ちそうになったと笑いながら語ってくれました。
連結後は、必ず接合部分をしっかり確認し、ベルトの締め具合を調整することが大切です。また、連結したマットの上にシーツを敷くことで、接合部分の段差を緩和できます。
シーズン別の使い分け
インフレーターマットは、季節ごとに異なるアプローチが必要です。
春・秋(15〜20℃):この季節は、5cm厚のマットでも十分快適です。軽量性を優先したい場合は、この季節に5cm厚を使用するのも良いでしょう。
夏(25℃以上):高温時には、マットの断熱性が逆に不快に働く場合があります。我が家は夏場、マットの上に竹ラグを敷いて、通気性を確保しています。また、マットの厚さよりも、カバーの素材(綿素材など)を優先して選びます。
冬(5℃以下):この季節が、インフレーターマットの真価を発揮する時期です。8cm厚のマットに加えて、断熱シートを併用し、さらに厚めの寝袋を使用することで、真冬の車中泊でも快適に過ごせます。我が家は、北海道での冬の車中泊も経験していますが、この組み合わせなら外気温が-5℃でも大丈夫でした。
また、季節を問わず、マットの定期的なメンテナンスも重要です。月1回程度は、マットを取り出して日干しし、カビやダニの繁殖を防ぐようにしています。
まとめ
車中泊の快適性は、インフレーターマット選びにかかっていると言っても過言ではありません。我が家の3年間の経験から、サイズ・厚さ・素材の選択が、睡眠の質に直結することを実感しました。初めての購入時は失敗も多かったですが、その失敗こそが、今の快適な車中泊生活を作り上げてくれました。
あなたの車のサイズ、旅のスタイル、そして予算に合わせて、最適なインフレーターマットを選んでください。適切なマット選びにより、毎晩の睡眠が充実し、翌日の旅がより一層楽しくなります。妻と私も、これからも日本中を旅して回りますが、良質なインフレーターマットは、その相棒として欠かせない存在です。皆さんの車中泊ライフが、快適で思い出深いものになることを願っています。

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