妻と二人で日本中を旅して気づいたことがあります。それは「寝心地の良さが、車中泊の満足度を大きく左右する」ということなんですよね。バックパッカー時代は、どんな環境でも寝られたものですが、今はそうはいきません。特に軽自動車での車中泊となると、限られた空間だからこそ、マット選びが重要になってくるんです。
最初は100円ショップのクッションで済ませていたのですが、3日目には腰が痛くなってしまい、いやはや、驚きました。その後、きちんとしたマットに投資したら、同じ軽自動車でも睡眠の質が格段に向上したんです。今回は、軽自動車での車中泊に最適なマット選びについて、実際の経験をもとにお話しします。
- 軽自動車の車中泊にマットが必須な理由
- 軽自動車向け車中泊マットの選び方5つのポイント
- 軽自動車向けおすすめマット3選を実際に比較
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- おすすめ商品3:車中泊マットレス 1BOX軽自動車専用 高反発1人用 ダブルクッション構造で極上の寝心地! 車中泊グッズ|防災グッズ|寝具|エブリィ等
- 3つのマットの比較表
- 軽自動車での車中泊マット設置の実践ガイド
- 軽自動車での車中泊マット以外に揃えたい寝具・グッズ
- 軽自動車での車中泊マット使用時の注意点
- まとめ
軽自動車の車中泊にマットが必須な理由
限られた空間だからこそ寝心地が重要
軽自動車の室内は、普通車と比べると確実に狭いです。我が家で使っているのはホンダのN-BOXなのですが、フルフラットにしても長さは約1,850mm、幅は約1,400mm程度。これは成人男性が寝るには、正直なところギリギリのサイズなんですよね。
限られた空間だからこそ、その空間を最大限に活用する必要があります。そしてそれは、マットの質によって大きく変わるんです。薄いマットでは、シートの凹凸が直に体に伝わり、寝返りを打つたびに目が覚めてしまいます。逆に、適切な厚さと硬さのマットがあれば、その狭い空間が快適な寝床に変身するんです。
地面の冷気や凹凸から体を守る役割
車中泊で意外と見落とされるのが、地面からの冷気です。特に秋から冬にかけて、シートの下から冷気が伝わってくるんですよね。マットがないと、この冷気が直に体に伝わり、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
また、シートを倒しても完全にフラットにはならない車が多いんです。わずかな凹凸や段差が、長時間寝ていると大きなストレスになります。適切な厚さのマットがあれば、これらの問題をかなり軽減できるんです。
マットの有無で睡眠の質が大きく変わる
睡眠の質は、旅の楽しさを大きく左右します。朝起きた時に「よく寝た」と感じるのと、「疲れが残っている」と感じるのでは、その日一日の充実度が全く違うんですよね。
実際に、マットなしで3日間車中泊をした後と、マットありで3日間した後では、体の疲労感が明らかに違いました。マットがあると、朝起きた時に腰や肩の痛みがなく、その日の運転も安全になるんです。これは安全面でも重要なポイントです。
軽自動車向け車中泊マットの選び方5つのポイント
厚さ8cm以上を選ぶべき理由
まず最初に言いたいのは、「厚さ8cm以上」という基準です。これは、私たちが実際に複数のマットを試した結果、たどり着いた結論なんですよね。
5cm程度のマットでは、シートの凹凸がまだ感じられます。特に長時間寝ていると、体の圧がかかる部分に違和感が出てくるんです。一方、8cm以上のマットだと、この問題がほぼ解決されます。
ただし、10cm以上になると、軽自動車の限られた空間ではかえって圧迫感が出てくることもあります。つまり8~10cm程度が、軽自動車での最適な厚さなんです。この厚さなら、快適性と空間効率のバランスが取れています。
軽自動車の室内サイズに合わせた寸法選び
軽自動車といっても、N-BOXなどの背の高い1BOX型と、軽トラックでは全く違います。購入前に、自分の車の正確な寸法を測ることが重要です。
我が家のN-BOXの場合、シートを倒すと幅が約1,400mm、奥行きが約1,850mmです。マットを選ぶ際は、この寸法より若干小さめのものを選ぶことをおすすめします。ぴったりサイズだと、かえって設置しにくくなるんですよね。
また、2つのマットを並べて使う場合と、1つの大きなマットを使う場合で、選び方が変わってきます。軽自動車の場合は、2つに分割できるタイプの方が、設置や収納の面で融通が利きます。
高反発と低反発の違いを理解する
マットには、大きく分けて「高反発」と「低反発」の2種類があります。
高反発マットは、体をしっかり支えてくれるタイプです。寝返りが打ちやすく、腰への負担が少ないという特徴があります。特に、腰痛がある人や、寝返りをよく打つ人に向いています。
低反発マットは、体の形に合わせてフィットするタイプです。最初の寝心地は非常に良いのですが、長時間寝ていると、逆に体が沈み込んでしまい、腰に負担がかかることもあるんですよね。
軽自動車での車中泊では、高反発マットの方がおすすめです。なぜなら、限られた空間で寝返りを打つ際に、しっかりとした支持が必要だからです。
折りたたみ機能で収納性を確保する
軽自動車は、マットを敷いたら他の荷物が入らなくなるわけではありません。朝起きた後、マットを片付けて、その日の活動に出かけるわけです。ですから、折りたたみ機能は非常に重要なんですよね。
理想的なのは、3つ折りや4つ折りにできるタイプです。これなら、朝起きた後、さっと畳んで、車の隅に置いておくことができます。ロール状に丸められるタイプもありますが、軽自動車の限られた空間では、折りたたみタイプの方が使いやすいと感じています。
通気性と防湿性もチェック
車中泊で意外と悩まされるのが、結露です。夜間、車内の温度差で結露が発生し、マットが湿ってしまうんですよね。これを防ぐために、通気性の良いマットを選ぶことが重要です。
また、防湿性も大事です。マットの下に防湿シートが付いているものなら、地面からの湿気を遮断できます。特に、雨の日や湿度の高い季節での車中泊では、この機能が活躍するんです。
軽自動車向けおすすめマット3選を実際に比較
おすすめ商品1:★楽天1位★新提案! 3way 車中泊 マット 8cm 1個 / 2個セット ソファベッド キャンプマット 車中泊マット 折りたたみ ソファー ベッド 座椅子 マットレス セレナ ハイエース 災害 防災 軽自動車 コンパクト ステップワゴン アルファード
価格:8,999円 / レビュー評価:4.49(81件)
このマットの最大の特徴は「3way」という点です。ベッドとしてだけでなく、ソファーや座椅子としても使えるんですよね。我が家も実際に購入して使っていますが、本当に重宝しています。
厚さが8cmちょうどで、軽自動車での使用に最適です。2個セットを選べば、夫婦で別々に使うこともできますし、つなげて大きなベッドにすることもできます。折りたたみ機能も優秀で、朝はコンパクトに片付けられます。
ただ一つ、注意点があります。最初は少し匂いがするんですよね。新品のマットレスの独特の匂いなのですが、数日干せば消えます。この点さえ気にしなければ、コスパ最高のマットだと思います。
おすすめ商品2:3way 車中泊 マット 8cm 1個 / 2個 セット キャンプマット マットレス トラック 敷布団 座椅子 ソファー ベッド キャンプ 車中泊マット キャンプマット 折りたたみ 60cm 120cm 災害 軽自動車 コンパクト ステップワゴン アルファード
価格:7,999円 / レビュー評価:4.46(167件)
このモデルは、商品1より1,000円安いながら、レビュー件数が167件と非常に多いんですよね。つまり、多くのユーザーから支持されているということです。
寸法が60cm×120cmということで、軽自動車の幅に対応しやすい設計になっています。2個セットで購入すれば、120cm×120cmの正方形に近い形で敷くことができるんです。
実は、妻がこのマットを別の軽自動車で試してみたのですが、寝心地は非常に良いとのこと。厚さ8cmで、地面の凹凸がほぼ感じられないそうです。レビュー件数が多いということは、それだけ多くの人が満足しているということ。初めての車中泊マット購入なら、このモデルは非常におすすめです。
おすすめ商品3:車中泊マットレス 1BOX軽自動車専用 高反発1人用 ダブルクッション構造で極上の寝心地! 車中泊グッズ|防災グッズ|寝具|エブリィ等
価格:13,800円 / レビュー評価:4.8(15件)
このマットは、1BOX軽自動車専用に設計されているんですよね。つまり、N-BOXやエブリィなどの軽自動車に、ぴったりフィットするように作られているということです。
ダブルクッション構造という、2層構造になっているのが特徴です。上層は柔らかく、下層は硬いという組み合わせで、寝心地と支持性の両方を実現しているんです。高反発ということもあり、腰への負担が少ないという点が魅力です。
レビュー評価が4.8と非常に高いのが印象的です。件数は少ないですが、実際に購入した人の満足度が非常に高いということなんですよね。価格は少し高めですが、快適性を最優先に考える人にはおすすめです。ただし、1人用という点に注意が必要です。夫婦で使う場合は、2個購入する必要があります。
3つのマットの比較表
| 項目 | 商品1 | 商品2 | 商品3 |
|---|---|---|---|
| 価格 | 8,999円 | 7,999円 | 13,800円 |
| 厚さ | 8cm | 8cm | 記載なし |
| 特徴 | 3way、汎用性高 | コスパ最高、レビュー多数 | 専用設計、最高の寝心地 |
| 向いている人 | バランス重視 | 初心者 | 快適性最優先 |
軽自動車での車中泊マット設置の実践ガイド
シートを倒す前に確認すべきこと
マットを敷く前に、やっておくべき準備があります。まず、シートを倒す前に、シートの下や隙間にゴミが溜まっていないか確認することが重要です。
我が家では、最初この確認を怠ったために、マットの下にゴミが溜まってしまい、後で掃除するのに手間がかかったんですよね。いやはや、最初は気づかないものです。
また、シートを倒す際には、ヘッドレストを外すことを忘れずに。そして、シートが完全にフラットになっているか確認することも大事です。軽自動車によっては、シートを倒しても若干の傾斜が残ることがあります。その場合は、クッションなどで調整する必要があります。
マットを敷く時の工夫と失敗談
マットを敷く際には、いくつかの工夫があります。まず、マットの向きを決めることが重要です。軽自動車の幅に合わせて、マットの向きを調整する必要があるんですよね。
実は、我が家で最初に失敗したのが、マットの向きです。長いほうを幅に合わせてしまい、結果的に足がはみ出してしまったんです。その後、向きを90度変えたら、ぴったり収まりました。この失敗から学んだのは、「事前にシミュレーションすることの大切さ」です。
また、マットを敷いた後、空気が入っていないか確認することも重要です。マットの下に空気が入っていると、寝ている間に動いてしまい、朝起きたらマットがずれていたということになりかねません。敷いた後は、手で押さえて、空気を抜くようにしましょう。
限られた幅でも快適に寝るコツ
軽自動車の幅は、成人男性の肩幅とほぼ同じか、若干狭いくらいです。ですから、寝方に工夫が必要なんですよね。
最も快適な寝方は、斜めに寝ることです。つまり、頭と足の位置を対角線上に配置するんです。こうすることで、実質的な寝る幅が広くなります。
また、寝袋を使うことも有効です。寝袋があれば、体が動きにくくなり、マットの上で安定した姿勢を保つことができるんです。さらに、寝袋は保温性も高いので、一石二鳥なんですよね。
軽自動車での車中泊マット以外に揃えたい寝具・グッズ
シュラフ(寝袋)の選び方
マットだけでは、完全な快適性は得られません。シュラフ(寝袋)も非常に重要なんですよね。
軽自動車での車中泊用のシュラフを選ぶ際には、以下のポイントを押さえることが大事です。
まず、サイズです。軽自動車の限られた空間に入るサイズを選ぶ必要があります。一般的な大人用シュラフより、やや小さめのものが良いでしょう。
次に、季節対応です。春から秋まで使うなら、対応温度が0℃から15℃程度のシュラフが目安です。冬に使う場合は、さらに暖かいものが必要になります。
また、形状も重要です。マミー型(ミイラ型)は保温性が高く、軽自動車での使用に向いています。一方、封筒型は広々とした寝心地が得られます。
クッションやまくらで快適性をアップ
マットとシュラフだけでなく、クッションやまくらも重要です。特に、まくらは睡眠の質に大きく影響するんですよね。
軽自動車での車中泊用のまくらは、コンパクトに折りたためるものが理想的です。我が家では、キャンプ用の空気式まくらを使っています。これなら、使わない時はコンパクトに片付けられますし、空気の量で高さを調整できるんです。
また、クッションを複数用意しておくと、寝心地の調整が容易になります。腰のクッション、膝のクッションなど、体の各部位に合わせてクッションを配置することで、より快適な寝姿勢が実現できるんですよね。
通気性を保つための工夫
車中泊で悩まされるのが、結露です。朝起きたら、窓が結露でびっしょり、ということはよくあるんですよね。
結露を防ぐために、我が家では以下の工夫をしています。まず、就寝前に窓を少し開けて、空気の流れを作ります。ただし、防犯の観点から、完全には開けません。約5cm程度の隙間を開けるのが目安です。
また、マットの下に防湿シートを敷くことも有効です。地面からの湿気を遮断することで、結露の発生を抑えることができるんです。
さらに、朝起きた時に、すぐに窓を全開にして、車内の湿気を逃すことも重要です。この習慣を付けるだけで、カビの発生を防ぐことができます。
軽自動車での車中泊マット使用時の注意点
結露対策は必須
車中泊での最大の敵は、結露です。特に秋から冬にかけて、朝起きたら窓が真っ白になっていることがあります。
結露が発生すると、マットが湿ってしまい、カビが生えるリスクが高まるんですよね。これを防ぐために、いくつかの対策があります。
まず、就寝前に車内の湿度を下げることが重要です。窓を少し開けたり、除湿剤を置いたりすることで、車内の湿度をコントロールできます。
また、朝起きた時に、すぐに窓を全開にして、マットを干すことも効果的です。たとえ雨の日でも、マットの上に新聞紙を置いて、湿気を吸収させることができます。
マットのメンテナンス方法
マットを長く使うためには、定期的なメンテナンスが必要です。
まず、月に1回程度は、マットを日中に外に出して、天日干しすることをおすすめします。これにより、マットに溜まった湿気を飛ばすことができます。
また、マットの表面が汚れた場合は、軽く拭くだけで十分です。水洗いは避けた方が良いでしょう。なぜなら、マットの内部に水が入ると、乾きにくくなり、カビが生えるリスクが高まるからです。
さらに、マットを敷いていない時は、立てかけて保管することが理想的です。こうすることで、マットの通気性が保たれ、カビの発生を防ぐことができるんです。
季節ごとの使い分け
季節によって、マットの使い方を変えることが重要です。
春から秋にかけては、8cm程度の厚さのマットで十分です。しかし、冬に車中泊をする場合は、より厚いマットや、複数のマットを重ねることを検討した方が良いでしょう。
また、冬場は結露が特に発生しやすいので、防湿シートの使用が必須になります。さらに、マットの下に新聞紙やダンボールを敷くことで、地面からの冷気を遮断することができるんですよね。
実は、我が家では冬場の車中泊の際に、マットを2枚重ねています。これにより、厚さが16cmになり、地面からの冷気をほぼ完全に遮断できるんです。ただし、その分、車内の空間が狭くなるので、注意が必要です。
まとめ
軽自動車での車中泊は、工夫とDIYの精神があれば、非常に快適な経験になるんですよね。そして、その快適さの鍵となるのが、マット選びなんです。
厚さ8cm以上のマットを選ぶことで、地面の凹凸や冷気から体を守ることができます。さらに、折りたたみ機能や通気性を考慮することで、実用性と快適性を両立させることができるんです。
バックパッカー時代は、どんな環境でも寝られたものですが、今は違います。年を重ねるごとに、睡眠の質の大切さを感じるようになりました。だからこそ、マット選びに時間をかけるのは、決して無駄ではないんですよね。
妻と二人で日本中を旅する中で、何度も「このマットを選んで正解だった」と感じています。皆さんも、自分の車に合った最適なマットを選んで、快適な車中泊ライフを楽しんでください。良い睡眠は、良い旅につながるんですから。

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